[ ソラ ]


青く蒼く晴れた空。
気が付けば僕は風に導かれて、森の中に立っていた。

風が優しく頬を撫でて
羽織っていた毛布を翻す。

芝の上に腰をおろして
空を仰ぐ。



青く暗く澄み渡る空。
気が付けば僕は芝の上に寝そべり、空を見ていた。

葉がゆれて音が聞こえて、
聞いていた目を乾かす。

目を閉じて、風を感じて
月を仰ぐ。



青く淡く光る月。
気が付けば僕は空が堕ちてくるその場所で眠っていた。

淡く光る月が目に映って
閉じていた目をいつの間にか光を求める。

空に見遣って、月に魅せられ
地に馳せる。



僕は空の堕ちる場所にいる。




著作:郁槇雨月

************
郁槇雨月様より頂きましたv
2000HITのフリー詩と言うことでしたので、
喜んでお持ち帰らせて頂きましたvv
良いですね、ソラ(*^−^*)v
最後の『僕は空の堕ちる場所にいる』ってのが、かなり好きですvv

それでわ、雨月さん。2000HITおめでとうでした〜♪










 
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送